Italian Type
1950年代に主にイタリアで使われていたユニバーサル社のアウターケーブルの復刻生産品です。表面の網目(メッシュ)模様が特徴です。
- COIL
- Steel, round wire
- LINER
- Polyethylene
- COLORS
- 13
01
Brand
NISSEN日泉ケーブル · Kishiwada, Osaka
日泉ケーブル(NISSEN)は大阪府岸和田市の自転車ケーブルメーカーです。1948年に織機のバネを作る会社として創業し、その後自転車のブレーキワイヤーを手がけ、1973年に現在の日泉ケーブルへ社名を変更しました。長年、自転車メーカーやブレーキメーカー、卸関係のOEMケーブルを製造してきました。
日泉は自転車用ブレーキアウターケーブルやインナーワイヤーを日本国内で加工・販売しています。ステンレス製ケーブル、1950〜1970年代のヨーロッパのケーブルを復刻したヴィンテージケーブル、タンデム用など特殊寸法のケーブルまで。レバーを引くときに指先で感じる感覚を、何十年も磨いてきたブランドです。

Quality
日泉では出荷前にロットごとに引張試験を行い、パッケージングの際には作業員が一本一本を目視と手の触感で検査し、傷や汚れがないかを確かめます。油が残ったもの、一度でも折れたもの、先がほつれたものはすべてはじきます。厳しい検査のため、毎回ロットの1〜2%程度は出荷できません。
インナーケーブル先端のタイコ(ニップル)は、JIS規格の引張強度150kgfより厳しい240kgf以上を基準に作っています。ケーブル自体がいくら強くても、タイコ部の加工が悪ければ危険だからです。

鉄ではなくサビに強いステンレス。雨や汗にも、はじめのなめらかさを長く保ちます。

通常のインナーケーブルは19本撚り。SP31は太さの違う31本を緻密に撚り、よりしなやかで伸びにくくなっています。

すべてのケーブルを作業員が目と手で確かめます。合格したものだけを梱包して出荷します。

透明カラーコーティングの下にステンレスコイルが透けて見えます。アウター一本が自転車の印象を仕上げます。
NISSEN
The Range
インナーケーブルからアウターまで。ブレーキと変速を変えるいちばん簡単な方法。
31本撚りのステンレスにスリック加工と電着コーティング。しなやかで伸びにくく、軽く引けるインナーケーブル。
ステンレスコイル、透明カラーコーティング、ポリエチレンライナー。ブレーキ用・シフト用 全27色。
縮みを抑えたダイレクト、PTFEライナーのプレミアム、11速対応のVer.3。
1950〜1970年代ヨーロッパの丸線アウターを復刻。ライナー入りで性能は現代のもの。
重さ半分のアルミアウター、1960〜70年代カンパニョーロのスプリングアウター復刻セット。
02
Inner Cable
SP31Special Stainless Inner
通常のインナーケーブルは19本の素線を撚り合わせて作ります。SP31は31本。内側に太さの違う素線を使うことでよりしなやかになり、高密度に撚られているため素線間のすき間も少なくなっています。そのためハンドルまわりの取り回しがきつくても取り付けが楽で、伸びが少なく取り付け後の再調整も減ります。破断強度も約10%アップしています。
ケーブルの表面を削って真円に近づけるスリック加工のあと、特殊な電着コーティングを施しています。単なるスリック加工やPTFE(テフロン)コーティングより低摩擦で、コーティングもはがれにくいため、軽い引きが長く続きます。初期伸びを抑えるプレストレッチ加工も済ませています。


31本撚りなので従来品よりしなやかに曲がります。取り回しのきつい今のハンドルまわりでも取り付けが楽になり、操作も軽くなります。
高密度に撚られているため伸びが少なく、荷重にも強い。破断強度は約10%アップ、プレストレッチ加工で取り付け後の再調整も減ります。
スリック加工のあとに電着コーティング。スリック加工のみやPTFEコーティングのケーブルより低摩擦で、コーティングも長持ちします。

N mark
SP31は国内では難しい金型と特殊なメッキ加工が必要なため、台湾に日泉専用金型(Nマーク入り)を作り、日泉独自の仕様で生産しています。SP31以外の日泉の製品は日本国内で生産しています。
台湾での出荷時と国内納品時にロットごとに引張試験を行い、基準に満たないものはすべて返品または廃棄します。そのうえで作業員が一本一本を目と手で検査して梱包します。本物のSP31はケーブル先端のタイコ(ニップル)にNマークがあります。
03
Outer Casing
Stainless Outer27 Colors
一般的に鉄製で作られるアウターケーブルのコイル線をステンレス製に変えています。サビに強く、透明カラーコーティングの下に金属コイルがそのまま透けて見えます。内側のポリエチレン製ライナーでブレーキレバーの引きも軽くなります。気軽にドレスアップとスペックアップを楽しめます。
ブレーキ用は外径5mmで1.5mmまたは1.6mmのインナーが、シフト用は外径4mmで1.2mmのインナーが使えます。ロードバイク約1台分の2m巻きで、クリアーやクリアーブラックから日本の伝統色まで全27色です。


Stainless Outer · Colors全27色から一部








Japanese Colors日本の伝統色





High Performance
ダイレクト(ブレーキ用)はコイル線を太くし、コイル間のすき間を狭めることで、圧縮時の縮みを大幅に低減しました。しなやかさはそのままに、剛性感とダイレクトな制動フィーリングを高めています。ワイヤー式ディスクブレーキにおすすめです。
プレミアム(ブレーキ用)は医療用や半導体製造装置にも使われるPTFEライナーを採用し、摩擦抵抗と耐久性をさらに高めました。SP31インナーと組み合わせたブレーキ用セットのみの販売です。シフト用Ver.3はコイル線を太くし、11速のシビアな調整にも対応します。
04
Vintage Outer
Italian · FrenchReissued 1950 ~ 1970
1950年〜1970年頃にヨーロッパで生産されていた鉄製丸線タイプのアウターケーブルを復刻生産しました。当時は入っていなかったインナーライナーを入れ、ブレーキレバーの引きも軽くなっています。外観はヴィンテージ、性能は現代のものです。
各色とも何度も色合わせをして、できるだけ当時のアウターに近い色に仕上げました。黒・白・シルバー・赤・青・黄・フレンチブルー・チェレステ・ブリティッシュグリーン・レニアーノグリーン・桜色・若草色・インディゴブルーの13色です。ブレーキ用、2m巻きです。


1950年代に主にイタリアで使われていたユニバーサル社のアウターケーブルの復刻生産品です。表面の網目(メッシュ)模様が特徴です。
1950年〜1970年頃にフランスのルネ・エルス社やアレックス・サンジェ社に使われていたアウターケーブルの復刻生産品です。丸線の形が表面に浮き上がった、うねりのような模様が特徴です。
Vintage Colors当時に近づけた色





ヴィンテージアウターのコイルをステンレス製にし、透明コーティングで仕上げました。丸線タイプなのでよりオリジナルに近い仕上がりです。クリアー、クリアーブラック、クラシックレッド、レーザーブルー、クリアーパープル。

コイルをアルミニウム合金に変え、1mあたり約27g。2mで通常の鉄製115gが55gになります。かつてのフランス・CLB社製アルミアウターを参考に開発し、アルミ製アウターキャップ4個が付属します。

1960年〜1970年頃のカンパニョーロ社のスプリングアウターを、巻き方向まで同じに復刻しました。イタリアンモデル210mm、ジャパンモデル310mm。
05
Cable Guide
Fit & InstallRubi Workshop
ケーブルはブレーキ用とシフト用で太さや構造が異なり、インナーの太さに合うアウターを選ぶのが基本です。日泉も、取り付け方法や車体への適合性は実際の車体を確認できるメカニックに相談することをすすめています。Rubi Workshopで自転車に合う組み合わせを選び、交換までいたします。
| 製品 | 用途 | 構造 | 規格 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| SP31 Special Stainless Inner | ブレーキインナー | 31本撚り、スリック加工、電着コーティング | シマノロード · カンパロード · MTB | 前 1m · 後 2m · ロング 2.5m |
| SP31 Special Stainless Inner | シフトインナー | 31本撚り、スリック加工、電着コーティング | シマノ · カンパ | 2.3m · ロング 3m |
| Stainless Inner | ブレーキインナー | 19本撚り、スリック加工 | シマノロード · MTB | 前 1m · 後 2m |
| Stainless Outer | ブレーキアウター | ステンレスコイル、PEライナー | 外径 5mm(インナー 1.5 / 1.6mm) | 2m |
| Stainless Outer · Ver.3 | シフトアウター | ステンレスコイル、PEライナー | 外径 4mm(インナー 1.2mm) | 2m |
| Stainless Outer Direct | ブレーキアウター | 太いコイル、狭いすき間 | 外径 5mm | 2m |
| Premium Brake Cable Set | ブレーキセット | PTFEライナーアウター + SP31 | シマノロード · カンパロード · MTB | 前後 1セット |
| Vintage Outer | ブレーキアウター | 鉄製丸線コイル、PEライナー | イタリアン · フレンチ | 2m |
| Ultra Light | ブレーキアウター | アルミコイル、ライナー | 約 27g/m | 2m |
油圧ブレーキや電動変速には使用しません。レバー、ブレーキ、変速機の種類によって合うケーブルが異なる場合があります。シフト用ステンレスアウターはコイル状の構成のため、10〜11速ではVer.3をおすすめします。レバーが重くなったり変速がずれ始めたりしたら、ケーブルを点検してみてください。
自転車とレバー、ブレーキと変速機の種類を確認し、合うケーブルを選びます。
フレームやバーテープ、グリップに合わせて、アウターの色を実物で見て決めます。
ハンドルをいっぱいに切っても引っ張られない長さで、アウターの端をまっすぐに切って仕上げます。
ブレーキのクリアランスと変速を合わせ直し、初期伸びのあとにも点検いたします。
06
Story
1948 ~ 2026Kishiwada, Osaka
1948年、大阪・岸和田で織機のバネを作っていた小さな工場は、自転車のブレーキワイヤーを手がけるようになり、1973年に日泉ケーブルとなりました。長年、自転車メーカーやブレーキメーカーの名前の陰でケーブルを作り続け、今は日泉の名前でSP31やカラーアウター、ヴィンテージアウターを届けています。


佐土谷発條として創業し、織機のバネを製造します。
自転車のブレーキワイヤーへと領域を広げ、社名を日泉ケーブルに変更します。
自転車メーカーやブレーキメーカー、卸関係のOEMケーブルを製造し、技術と経験を積み重ねます。
31本撚りと電着コーティングのSP31スペシャルステンレスインナーを発表します。
ふじ色、くるみ、ひすい、抹茶、あずき、柿色、深みどり。日本の伝統色のステンレスアウターを発表します。
大阪・関西万博2025に出展し、ステンレスアウターの新色シャンパンゴールドを発表します。
縮みを抑えたブレーキ用ステンレスアウター ダイレクトを発売。Rubi Workshopで日泉に出会えます。


07 · Showroom
ケーブルは実際に見て選ぶのがいちばんです。Rubi Workshopで日泉のカラーを実物で見て、自転車に合うケーブルを選び、交換まで一度に済ませられます。
For Dealers
日泉ケーブルの店舗でのお取扱いと取引条件は、ルビカンパニーのB2BチャネルであるRubi Supplyまでお問い合わせください。